新型コロナウィルスは何を意味するのか?

2020-04-08

新型コロナウィルスから、我々はどんなメッセージを受け取るべきか?

私は兼ねてより「社会の在り方」「人間の在り方」をずーーーっと模索してきた。そして、現代の物質飽和、大量生産、大量消費社会がこのまま続いていく事に違和感しかない。

資本主義による経済成長は我々人間の生活を確かに豊かにし、私自身も沢山の恩恵を受けてきた。但し、それは過去であり、現在においては多くの場合「物質」的側面が主である。(豊かさ=物質の豊富さ)

 

これだけ物質豊かであり、手を伸ばせば食べ物が溢れかえっている中で、なぜ日本は幸せを実感する人(世界ランキング62位)が少ないのだろう?なぜ自殺者が多い(先進国G7の中でトップを走り続けている)などと言われるのだろう?

この事実だけでも十分違和感があるし、みんなどこかでそれを感じ、「疲弊」し始めている。頭で理解していなくても、本能的に心や身体は感じ取っている。更なるテクノロジーの進化も確かに見てみたいけど、もうお腹いっぱいな気もする。人間という枠組みにおいては、必要性をあまり感じない。完全主観だが、どうしてもそう思ってしまう。

 

我々は、どこまで競争を続け?いつまで隣の芝生を青く見続けるのか?終わりはどこか?ゼロサムゲームの結果何を手にできるのか?その先に、自分と大切な人、未来の子供たちの幸せはあるのか?

私は悲観主義者ではない、本質的にはむしろその逆だ。だからこそ、資本主義経済によってつくられた成熟社会に対し、「新型コロナウィルス」は警鐘を鳴らしてくれているとしか思えてならない。

 

もちろん今現在、最前線で対応に当たってくれている方々を想うと、軽々しくは言えない。総理をはじめ、政府、都知事、厚労省、医療従事者の方々の寝る間を惜しんだ献身的働き、そしてそれを理解し、支える家族や周りの方々のご苦労には感謝の想いしかなく、申し訳なさから頭が上がりません。

多様化された社会だからこそ、バランスを取ることは容易ではなく、様々なレイヤーの人々をシュミレートし、被害を最小限に食い止めようと最前線は必死であるのです。これは相当な苦労と努力、そして何より「高い能力の結集」が必要です。感謝合掌!

 

政府指針、非常事態宣言、ロックダウン、感染防止対策、リーダー像、ゾーニング、ワクチン開発、、、、、(書ききれない)これらに正しい答えは無い!!物質飽和な安心安全、成熟社会を生きる私たちは少し、改めなくてはいけない。

 

総理の緊急事態宣言を聴いて、都知事の話を聴いて私は、感動した。想いが伝わった。涙が出た!日本のトップの下した指針を理解する努力をしよう。紛れも無く協力の時!

 

問題解決のプロセスは無限にある。前進しながら試行錯誤の末に最適化していく事しかできない。現時点で正しい答えなど無い!のである。

そして、もう一つ理解しておくべき事は、日本という組織において、リーダー(総理、都知事)が出した方向性と、それを受けとる我々国民のベクトルは一緒という事。

ゴールは同じ!トップから出された指針に協力することが問題解決の確立とスピードを絶対的に上げる!

 

平時なら、抵抗勢力も必要かもしれない。けど、今は緊急の有事だ、皆で黙って協力をしよう。言葉を変えよう!支えあおう!国ではない、社会ではない、自らが立ち上がろう!

 

日本中の、世界中の、人々にとって戦後、最も大きな影響を与えた「新型コロナウィルス」。世界中の人達が同時に「自分事化」させられた大きな出来事。我々、現役世代には初めての経験。まずは1か月!5月6日まで、頑張って協力を続けましょう!

最前線で日本を守っていくださる方々に、心より敬意を表します。

私も皆様に恥じぬよう、最大限の努力と協力を致します!!

いまこそ、ONE TEAM!!

がんばろう!日本!!

株式会社 ミツイユニバーサルクリエイト

三井圭司

http:leshu.jp